色々な国の使用済み切手
昔、切手を集めていました
誰でも一度は経験あるのではないかと思いますが。小学生の頃に切手を集めていました。
今は、切手を集める人自体が減っているような気もしますので、もしかすると切手収集をしたことがないという人も多いかもしれません。
私が小学生の頃には、1960年代後半から、1970年代のはじめの頃ですが、けっこう切手収集は盛んでした。
デパートにも切手売り場があって、そこで色々と珍しい切手を眺めたものです。
また、切手カタログというのがあって、日本で発行された切手を毎年更新してカタログ化した小冊子もありました。
当時の花形は、やはり、月と雁 とか 見返り美人 とかでしょう。
一枚数千円の切手というのは、あこがれたものでした。
海外の使用済み切手
小学生のお小遣いの範囲で集めるのですから、当然、限界があります。
記念切手が発売される日に郵便局に行って、それを買うというのがメインで、その他に、お正月の年賀はがきで当たるその年の干支の切手とか。
あるいは、郵便物に貼られた切手を少し大きめにしたの封筒の紙ごと切り取って、それをはがして集めたりもしていました。
水の中にその切り取った切手を浮かべて放置しておくと、自然に切手が台紙の紙からはがれてきます。
そのはがれた切手の裏ののりをよくすすいで取り除いてから、切手の表を窓ガラスにつけて乾かします。
これで、使用済み切手がきれいな状態で手に入ります。
これとは別に、先ほど述べたデパートの切手売り場や、雑誌の通販で、海外の使用済み切手というのも、一山いくらで売っていました。
200円で何十枚とか、そんな感じだったと思います。
とても安い値段で沢山の切手が手に入りますので、個人的には、けっこう好きでした。
ただ、カタログが無いので、その切手が、その国のどのような時に発行されたのかとか、詳細は、まったく不明でした。
また、当時は、調べるすべもありませんでした。
今なら、インターネットがありますので、もう少しなんとかなるかもしれません。
アルバム、ヒンジ
そして、切手は、ストックブックというパラフィン紙で切手を入れる段を作った本のようなものがあり、そこに入れておくのが一般的でした。
また、アルバムというのもありましたが、こちらは、けっこう敷居が高い感じがありました。
普通の写真のアルバムみたいなものに、ヒンジという黄色くて小さなのりのついた付箋紙みたいなものがあって、濡らすと切手の裏のように接着力がでます。
このヒンジで、切手の裏とアルバムの台紙とを貼り付けることになります。
マニアの間では、これが王道という感じもあったと認識していますが。
切手が痛みます。
どんなに丁寧に扱っても、切手の裏ののりが一部はがれます。
そして、このアルバムをいかにきれいに作るか。また、そこに書くコメントをいかにして調べるか。
そのあたりが、腕の見せ所であったと思います。
切手収集に関しての本などでは、このアルバムを作る作業によって、色々と調べるので、その切手に関連する内容にかなり詳しくなることもメリットの1つですみたいに書かれているものもありました。
でも、今では、インターネットがありますので、別に切手を集めていなくても、同様にテーマを決めてくわしくなることは、誰でも簡単にできますが。
また、収集する気持ちはあまりないのですが。
今なら、海外の使用済み切手を集めたり、調べたりするというが面白いかもしれません。
使用済みですので、コンディションに気をつかう必要もありませんし、なによりも安いので。
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