趣味は切り口次第で
以前テレビで見たのですが(蝶の写真を撮る趣味)
一年くらい前に、テレビで見たのですが。川沿いを歩きながら、自分の指に蝶を止まらせて、写真を撮っている方がいらっしゃいました。まわりの風景をぼかして、蝶にフォーカスをあわせた、独特の味わいがある写真でした。単純にそれをみて、ああ、いいなと思い、感動すら覚えました。まさに切り口の勝負という感じです。
デジカメは、誰もが持っていますし、風景を撮影したり、蝶々の写真を撮る人も多いと思います。誰にでもできることですが、指に蝶を止まらせて写真を撮るという発想、これこそが趣味の領域なんだろうと思います。
私の知人にも、蝶々の写真を撮るのに熱心な方がいますが、その方は、アラスカだったかに出かけて、蝶のサナギを持ってくるくらいのマニアです。蝶は、捕虫網などで捕獲した時には、羽が傷んでいてダメらしいです。そのサナギが蝶になった時に、撮影するという、特殊な世界です。
音楽であったとしても
同じことを真似してみても、それは、自分の趣味ではありません。そこに感動したのならば、自分だけの趣味の世界を探すべきと思います。
例えば、音楽。誰でも、自分の好きな音楽を自分が好きなように聞いていらっしゃると思います。私も普段は、カーステレオとかパソコンにアクティブスピーカーをつないでYouTubeとか聴いていますが。趣味と考えたら、ちがう楽しみもあったほうがいいかなと思います。
LPレコードとステレオセットがあります。これで自分なりのリスニングルームを構築していくこと。当面は、これを考えています。レコードの魅力の一つとして、CD化されていないタイトルがかなりあるということがあります。誰も知らないレコードを最良の音を追求しつつ聴く。そして、それに関して、ネットを駆使しながら、調べてまとめていく。かなり魅力的に思えます。
ただ聴くだけではなく、カセットテープに録音して、そのテープをラジカセで聴く。かなりアナクロですが、そのレコードが発売された当時には、ごくごく一般的なことでした。BGMとして、カセットに録音したレコードの音源をラジカセで流していく。片面30分とか45分とか。作業の時間としては、ちょうど良いくらいに思います。次から次へと気分で曲を切り替えるのではなく、一定の時間定まった音楽を連続のものとして流す。それ自体が魅力的です。
一人のアーティストやグループに関して、徹底的に調べてみるのも楽しい作業です。それで、年表を作ったり、ディスコグラフィーを作ったり。今は、ネットがありますので、英語のコンテンツまで範囲を広げると、無限に世界が広がっていきます。調べた結果は、Evernoteにそのまま保存するなり、URLでリンクを残すなり、蓄積していくことができます。
誰と競争するでもなく、ひとりで淡々と地道な作業を続けていく。それこそ趣味なんだろうと思います。
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