腹式呼吸で歌う

腹式呼吸で歌う

腹式呼吸で歌う

ボイストレーニング

 

歌うのは、けっこう好きです。カラオケなど特に。
最初は、人前で歌うのが嫌だったのですが、いつしか平気になり、気がついたら、ストレス発散になっていた感じです。(歌うのは嫌でしたが、歌えと言われて、もちゃもちゃやって時間が過ぎるというのは、もっと嫌でした。定番を決めてさっさと歌ってしまうことを目指しました。)

 

 

職場で趣味のバンドをつくって、歌ったこともあります。

 

でも、すべて自己流で、きちんとボイストレーニングを受けてみたいとか考えたりもしていました。スクールに通うのは、お金と時間の制約があって、なかなかできません。ということで、ボイストレーニングに関しての本を買ってみることにしました。

 

腹式呼吸で歌う

 

どんなスクールでも、教本でもそうだろうと思いますが、歌の基本は、腹式呼吸だろうと思います。実際に、その購入した本にもそのように書いてありました。

 

以前、一人カラオケに行ったときも、そこは、ヘッドフォンで自分の歌を聴くタイプだったのですが。普通のカラオケとは違って、自分の歌声の微妙なニュアンスが分かる感じです。

 

胸式呼吸のまま歌うと、なんだか線が細くて、不安定に音程が揺れて、強弱も一定しない感じです。複式呼吸を意識すると、そのあたりが安定してきます。ごく短時間の経験でしたが、かなり印象に残っています。
でも、腹式呼吸を意識すると、なんだか息苦しさを覚えます。というよりもとらわれて不自然になってきます。自分のイメージの中では、腹式呼吸は、息を吸ってお腹をふくらませるということと、息を吐いてお腹をへこませることを交互に繰り返す。そして、その比率は一対一と考えていました。

 

先日ふと思ったのですが、この比率が一対一では、歌の部分と無音の部分が同じ時間になってしまいます。そもそもこれでは、歌が成立しません。実際には、歌っている間の大半は、息を吐いている時間です。
もちろん間奏の間は、どのように呼吸していてもかまわないわけですが。

 

歌の間の腹式呼吸は、90%以上を息を吐くことに集中し、息を吸うのは、ブレスのあいだの瞬間でしかない。良く考えれば当たり前のことですが、個人的には、大きな発見に思えます。水泳の水面に顔を出した瞬間に息を吸う感じに似ているのかもしれません。

 

今までの悩みというのは、腹式呼吸ありきで、呼吸を安定させてそこに歌を組み合わせようとしていたので、どうしても組み合わせられない部分が多くあった。そこにあったみたいです。

 

大きな声を出す

 

それと、おそらくどんなトレーニングも、まずは、大きな声を出せるというところから発展させていくのだろうと思います。

 

ギターの本に、大きな音を出せるところから、強弱のコントラストが始まるというようなことが書いてありました。

 

腹式呼吸も、大きな声を出すということを意識したら、もっと出来るようになる気がします。

 

カラオケボックスならどれほど大きな声を出してもいいので、まずは、カラオケで大きな声で歌うこと。そこからやってみようかと考えています。

 

大きな声は、肺活量と発声の仕方というようなこともどこかで聞いた記憶があります。肺活量を増やすためには、やはり歌うことによって使う筋肉を鍛えるというのが必要になってきます。
そして、やはり大きな声を出すことを習慣化しない限り、解決することはないと思います。

 

 

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