人力車とパパラッチ

人力車とパパラッチ

人力車とパパラッチ

京都で人力車に乗りました

 

京都に旅行したときに、生まれて初めて人力車に乗ってみました。妻と二人で乗ったのですが、最初、坂道スタートで、なかなか動き出せません。

 

大丈夫です。というお兄さんの声に反して、ずるずると坂を下っています。重量オーバーなのかとか考えていると、やっとスタートできました。

 

突然の出来事

 

舞妓さんの居るような方に行ってみますか?そう聞かれて、お願いしますと返事をしました。ということで、路地の間に入っていきました。

 

すると遠方に舞妓さんが二人居て、それを一眼レフと思われる高級カメラを手に持った一群が取り囲んでいました。舞妓さんも大変だなと思って眺めていたのですが。

 

何を思ったかその大群が我々の方にどどーっと向かってきて、人力車を取り囲みバシバシ写真を撮り始めました。その一群は、じーさん、ばーさんだったのですが、フットワークも軽くバイタリティーにあふれています。

 

その撮影した写真がどのようになるのかは分かりませんが。市井の人間のプライバシーもへったくれもない感じです。お忍びで旅行に来ていて、写真をコンクールで展示されたりしたら笑えない状況ですが。まあ、もっともお忍びの人は、人力車には乗らないと思いますが。

 

ひとしきり撮影したら、また、その大群は、さーっと次の獲物を求めて移動していきました。

 

趣味とバイタリティー

 

今回の出来事で感じたのは、趣味とそれにかけるバイタリティーのことです。年齢に関係なく、機材にお金をかけて仲間をつのり、機動力で撮りまくる。おそらくは、かなり楽しい趣味なんだろうと思います。

 

ことの是非ではなくて、いかに没頭できるか。没頭できる趣味を持つことができたなら、人生は、少し張りのあるものに感じられるのではないかと思います。そもそも人間は、楽しみを享楽している時には、人生とはなどと考えずに、ひたすらそれにふけっているようなものだろうと思います。

 

 

 

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