ある程度なじんでから、マニュアルをきちんと読んでみる

ある程度なじんでから、マニュアルをきちんと読んでみる

ある程度なじんでから、マニュアルをきちんと読んでみる

マニュアルから入るのは効率が悪いものです

 

電子機器やパソコンなど、色々な機能が多いものほど、ぱっと見た目ではわからない操作方法があるものです。

 

でも、最初にマニュアルから入るのは、かえって効率が悪くなる危険性があります。と言うよりも、初めてのことなので、なにがなんだか分からないと思います。

 

とりあえずは、触ってみるとか、操作してみることから始めるのが一番理解が進みます。ただし、壊してしまっては元も子もありませんので、最初の部分くらいは、マニュアルを読む方がいいと思いますが。

 

セッティングと最初の操作だけ確認したら、あとは、実践。このボタンを押したら、こうなったというふうに理解をすすめるのがやはり早いです。そして、子供は、ここから入るのでマスターするのがとても早いものです。

 

人間の類推という能力は、学習においてかなり強い味方になります。 一つ実例が書いてあれば、そのとおりに進めていくことによってマスターできる時間は、かなり短縮します。ただし、その記述の過程に、実物と違う部分が出てきたら、学びは、そこで止まってしまいます。

 

このボタンを押したらこうなる。という記述があったなら、そのとおりの画面が出てこないとストップしてしまうということです。微妙なバージョンの違いによって、表示が違ってしまうこともありますし、扱いなれた方からしてみれば、その程度は、誤差の範囲でわかるだろうと思っていても、初めての人は、かなりの確率でそこで止まってしまいます。地図上では、直線の道なのに、臨時の工事のために迂回路を通らなければならない状況みたいなものです。

 

慣れてきてから、初めてマニュアルをじっくりと読む

 

しかし、いつまでもこのままでは、実際に装備されている便利な機能をすべて使いこなすことはできないかもしれません。あるいは、困った状況になってトラブルシューティングを考えなければならなくなるかもしれません。そんな時には、マニュアルを参照することになります。

 

でも、トラブルがなくても、ある程度慣れてきて使えるようになったら、その時は、マニュアルを読む最適の時期と思います。今まで感覚で使っていたものをきちんと確認できますし、実際に装備されている便利な機能を知ることができるかもしれません。そして、この段階になったなら書いてあることを大部分理解できるようになっていると思います。

 

はじめは、実践から入り、慣れてきたら理屈を確認していく。この手順が一番効率よくすべてをマスターする方法だろうと思います。

 

わからなくなったら、すべて試してみる

 

他には、操作に煮詰まってきたら、すべてのボタンを押してみるとか、すべてを試してみるというのも意外と効果的です。

 

以前、スマホの設定とか使い方がなんとなく良く分からないと感じていた時に、ふと思い立って、スマホにあるボタンをすべてクリックして開いてみるということをやってみました。

 

片っ端から試しているうちに、なんとなく分かる部分が増えてきました。こんなところにこの設定画面があるんだとか、気付きが多かったです。

 

これは、パソコンの設定やソフトの使い方でも同様です。

 

虱潰しに試してみる。ある意味最強の方法かもしれません。

 

 

 

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