自分の人生を取り戻す
仕事をしないと食べていくことができませんが
人間誰しも、仕事をします。働かないと収入を得ることができず、食べていくことができなくなってしまいます。仕事は、大抵は、つらいもので、一日中楽しいということは、むしろまれと思います。仕事に一日の半分近くは、時間をとられ、残りの時間は、睡眠とか食事とか休息にあてて終わりという感じです。
いつか安楽な日々が来るというのは、おそらくは幻想でしかない
日常の中に楽しみの時間を作るのは、なかなか難しく、仕事が終わったら、何かをやろうとか、自分の趣味とか好きなことをするのは、退職してからとか考えてしまうこともあります。でも、まあ、 someday never comes という歌もありますが。いつか来ると思っている素晴らしい日々というのは、来ないことが多いものです。
退職時に十分な資産があるという保証もありませんし、その後も仕事をしなければならない可能性もあります。また、何よりも、今よりも年をとって、老化した自分がいることになります。体力的にも、気力的にも、今と同じではありません。
今から、楽しむということをやってみる
そう考えるとやってみたいことがあるのなら、もう、すぐにでも手を付けてしまった方が良いのではないかと思います。
例えば、本を読むこと1つでも、一日中というのは、許されないことであったとしても、短い時間でも続けていくという方法があります。一日1ページでも、一年で365ページ読むことができます。まったく読むことをしなければゼロです。
本を読むことに限らず、英語をマスターするでも、プログラミングの勉強をするでも、絵を描くでも、楽器を弾けるようになるでも。ありとあらゆることは、小さく始めることができます。そして、雨だれが岩を穿つように、毎日の継続によって、それぞれ上達していくことが可能と思います。
楽しむということも才能の一つ
何かをやり遂げるとか、意義のあることをしようと考えると疲れてしまい、結果、すぐに辞めてしまいます。とにかく手を付けて、それを楽しんでしまうということを優先させていくのがいいと思います。楽しむということも1つの才能であろうと思います。そして、楽しいと感じるのは、自分の主観なので、実は、誰にでもできることだろうと思います。
仕事や勉強に没頭していた人生を振り返って、今後の先のことに思いを馳せてみる。その時に、今までが自分の本来やりたかったことをやれていないと感じたなら、すぐにでもごく僅かな時間でもいいので、始めて見ることが肝心と思います。それこそが自分の人生を取り戻すことなのだろうと思います。仕事や義務も果たしながらもやりたいことをできる人生ということです。
自分が何を楽しいと感じるのか。あるいは、時を忘れて没頭できるのは、どのようなことか。これを考えてみることで、やりたいことが見つかると思います。
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