ペットボトル症候群というもの
ペットボトル症候群という病気があります。
コーラやジュースなどをペットボトルで沢山飲む習慣がある人で、ある日、高血糖による昏睡となって、救急車で搬送されるケースがあることから、この名称になったものです。
普通の人は、コーラやジュースなどを大量に飲んでも高血糖にはならないと思われますが、糖尿病の素因がある人が知らずに大量の糖を含んだ飲料水を摂取したために高血糖発作をひきおこすというものです。
糖尿病の人に糖を大量に与える。そう考えると、その危険性がわかると思います。
問題点は二点あります。
一点は、糖尿病あるいは、潜在的に糖尿病の素因があるのに自覚できていないということ。
もう一点は、日常口にするソフトドリンクに沢山の糖分が含まれているということです。
糖尿病に関しましては、健康診断でこまめにチェックを受けるのがよいと思います。
血糖値が高ければ、気付きの発端になりますし、尿に糖が出ている場合も比較的気づきやすいと思われます。
健診によっては、HbA1cという検査が入っていることもあります。
これは、一ヶ月間の血糖の推移を反映した値で、6.2が正常で、それ以上に上がっていると糖尿病の可能性が高くなります。
また、飲料水の糖に関しては、常日頃から成分を確認する習慣をつけることが大切と思います。
ちなみに角砂糖は、一個4gとのことです。
角砂糖何個分という表現がイメージしやすいのでよく使われるようです。
飲料水を飲む時に、それに含まれている砂糖が角砂糖何個分なのかということを意識してみる。それだけでも、けっこう違ってくるのではないかと思います。
ネットを検索して見つけた記事です。
いかに沢山の砂糖が入っているか一目瞭然ですね。
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