空腹感とダイエット
あまり言及されていませんが大切と思うこと
普通にダイエットの話をする時などに、その方法のこととかが中心となることが多いと思います。
そして、実際には、空腹感をどう考えるかという地味な部分は、我慢するしか無い、根性で乗り切るしか無い。そんな感じでしょうか。あえて言及するようなことではないというような感じです。
でも、個人的には、この空腹感をいかに手懐けるかという部分が、実は、ダイエットがうまくいくかどうかの鍵を握っているように思えます。
空腹、飢餓 というのは、生物の本能に関わる部分ですので、かなり手強いのは、確かです。
感覚になれてしまう
自分の経験から言えば、小学生の頃はかなり太っていた方ですが、中学になって身長が伸びると同時に体重が減りました。
記憶にあるのは、当時、一日中本を読んでいたということです。
本を読めば痩せるというのではなくて、一日中ソファーに横になって本を読み続ける。そして、その間は、食べることを忘れている。そんな感じでした。
特に夏休みなどは、ずっとそんな毎日でした。
ポイントとしては、本を一日読み続けることが、ご飯を食べたり、お菓子を食べたり、ジュースを飲んだりするよりも楽しかった。そんなところです。
不思議なもので、軽度の空腹なら、他に気持ちがまぎれることがあれば、あまり気にならなくなってきます。このあたりが大切に思います。
空腹感を感じる状態になれてしまう。それを不快感ではなくて、あるべきものとして馴染んでしまうことが必要なのではないかと。
大体、体重を減らそうと思ったら、空腹感と折り合いをつけないと、いつかは挫折してしまいます。インよりアウトが大きいわけですから、当然、その差を空腹として脳は判断し、摂食しなさいと命令するはずですから。
やはり消費する体を作ることが
そして、空腹感になれることが出来たなら、カロリーを自然に消費できるような体を作るというのも効果的かもしれません。
筋トレをやって、筋肉をつけるというようなことです。
もちろん適度な運動ができればそれがベストですが。その時間が取れないのならば、自宅でできる筋トレで、筋肉をつけるのがいいと思います。
その筋トレも、一度に沢山の回数をこなすようにやってみると、大抵、つらくなってやめてしまいます。一回にやる回数を少なくする。それを繰り返すことによってトータルの回数を増やす方が、楽にこなせます。
例えば、腕立て伏せをワンセット10回にしてみる。それをスキマ時間に繰り返して、一日30回とか、50回を目指すというような感じです。
一日ゼロよりも、細切れ、分割でも、一日50回の方が、絶対良いというのは、誰にでも分かる理屈です。
オールド・ボーイというまんががあります。ここで主人公が幽閉されて過ごす間に筋トレを黙々とこなして体を作っていくという描写がありました。ストーリーも面白いのですが、この場面がやけに記憶に残っています。まったく外に出られない環境で、普通には、運動不足は必至というところですが、逆にストイックに筋トレを続けて、体を作り上げていく。デフォルメされた非現実ですが、その意味合いは、参考になります。
原作は、土屋ガロンさんで、狩撫麻礼さんの別のペンネームです。
自宅でできること。これが最大のメリットと思います。そして、やらないことの言い訳がなくなります。
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