数年前に手足口病にかかりました
子供の病気
手足口病という病気があります。主に子供がかかる病気の代表でもあります。
文字通り、手と足と口の中に病変ができます。
発疹が沢山できます。
子供では、軽症で済む場合が多いみたいです。
ウイルス感染症ですから、自分の免疫の力で、自然に治癒します。
成人発症の手足口病
この手足口病も、極稀に大人でもかかることがあります。
私も数年前にかかりました。
成人で発症すると重症化すると言われているみたいですが、本当でした。
症状の経過
最初は、マッサージを受けている時でした。
手足が異常に冷たくなってきました。
特に痛みとかはなかったのですが、マッサージの施術者の方が、驚きました。
手足が異常に冷たいのですが、なにか調子悪いところありますか?
しばらくして冷たさも落ち着いてもとに戻り、そのまま帰宅しました。
その後、自宅で37.8℃くらいの発熱がありました。
その日は、それで落ち着いたのですが、翌日から発疹が出始めました。
まず、喉が痛くなり、それから、口の中に発疹が出始めました。
その後、両手のひらと足の裏にも発疹が出始めました。
それが日が経つに連れて、発疹が増えていき、両手のひら全体と、全ての手の爪の下に皮疹ができ、手指の爪は、途中から割れて剥がれました。
足の裏にもイクラのような皮疹がびっしりと出来て、歩くたびに剣山の上を歩いているかのような痛みが出るようになり、踵の下にも皮疹ができて、最後には、踵の角質が全部剥がれました。
踵が取れた感じになってしまいました。
また、足趾の爪も全部剥がれました。
手足口病ですが、ピーク時には、体幹にも小さな皮疹が薄く出ました。
以上の症状が大体一週間をピークとして、徐々に改善に向かいました。
最終的には、痕も残らずに治癒しましたが。
それでも2-3週間目くらいまでは、足の裏の皮疹のための歩行時の痛みが続き、それが一番難儀でした。
ウイルス感染なので、不顕性感染がなく、免疫がなかったら、大人でもかかって不思議はないのですが。
防ぐ手立てはありません。
でも、まったく予備知識が無くてなると驚きますので、どんなものかくらいは知っていたほうが気持ちが落ち着くのではないかと思います。