カップヌードルの発売は、1971年
無くてはならない食品
インスタントラーメンは、もっと昔からあったのですが、その後発品として、カップヌードルが出たのは、画期的でした。
1971年9月18日 日清食品から発売されたとあります。
確かに、インスタントラーメンもお湯を注ぐだけ、あるいは、鍋で煮るだけという簡単さでラーメンが自宅で食べれるというありがたい食品でした。
でも、さらに一歩推し進めて、お湯さえあれば、それだけでラーメンが食べれる。
お湯を注いで待つだけで出来上がるというのは、かなりのインパクトがありました。
インスタントラーメンの方が、麺も太くてこしがあり、しかも卵など他の具材を追加できたりと、より美味しい感じがします。
それと同等を求めるのは、酷というものです。
非常用食料としても
先の北海道の地震の時の停電時にも、カップ麺が重宝されました。
電気が通じていない時に、お湯さえわかすことができれば、食べることができる。
しかも温かくて、おいしいラーメンが食べれるというのは、ありがたいものでした。
何よりも、日持ちが良く、保存がしやすい。
それゆえに、どこにでもあるというところが非常食としては、適していると思われました。
様々なバリエーション
カップヌードル後、多種多様な商品が発売され、今でも日々新製品が市場に出ています。
大半は、味で差別化をはかろうと、やっきになっているように思われます。
個人的には、液体スープとか、特別な具材の入ったカップ麺も食べてみたいと思ったり、実際に食べてみることもありますが。
イマイチ躊躇してしまうことがあるのは、ひと手間面倒に思えたりするところかもしれません。
ほんの小さな差ですが、前もって、具材を開封し、お湯を注ぎ、最後に液体スープをまぜる。
それらに手順が増えます。
また、液体スープなどは、けっこう手が汚れたりもします。
テレビドラマ まんぷく
ちょうど今、NHKの連続テレビ小説で、「まんぷく」をやっています。
まさにこのカップヌードルとチキンラーメンを作り上げた安藤百福さんご夫妻のドラマです。
録画して毎日楽しみに観ていますが、時代背景などを考えるとなかなか感慨深いものがあります。
今、日常にあるインスタントラーメンやカップ麺などをゼロから発明して、育て上げた人の人生を毎日見て知ることができる。
なかなかあるものではありません。
自分の中では、けっこうタイムリーだったと思います。
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