パソコンの手元にノートを置く

パソコンの手元にノートを置く

パソコンの手元にノートを置く

パソコンだけですべてをまかなおうとすると

 

今では、すでに死語となっている感もある、ペーパーレス化ですが。
パソコンだけですべてを完結してしまうというような方向性と理解しています。
これが、効率が良くて、素晴らしい方法と考えられていましたが、実際には、そのような感じでもないことは、誰でも経験済みです。

 

まず、人間の認識は、開いている1つのテキスト内のそれも見える部分に限られてきます。
すなわち、影に回っている閉じているテキストの中のことは、見ることも知ることもできません。

 

比較することひとつとっても至難の業です。
せいぜいデュアルモニタで、2つのファイルを同時に開くくらいです。

 

その上に新たに文章を書くためのファイルを開くと、収拾がつかなくなってきます。

 

ノートとの併用

 

パソコンだけでやるときに、Evernoteを併用すると、けっこううまく行くようにも思えますが。
それでも、限界は、すぐに来ます。
Evernoteでどんなに完璧に分類したり、ハイパーテキスト化出来ていたとしても、それを自由自在に扱うには、習熟が必要です。
それと記憶による補完が必要になってきます。

 

ということで、それを解決するための一つの方法としては。
現在の作業でやっていることのメモは、紙のノートに書くと視認性がよく確認しやすいです。

 

当然、すべてを記載するのではなくて、キーワードを覚え書き程度で十分です。

 

これを見ながらパソコンで作業をすると、要らないストレスが減ります。
さっき調べた言葉はなんだったっけ?とか、そもそも何に関して調べていたのだったか。
などなど。
中断することがあったなら、どこの何で手を止めたのか。
どこから再開すればいいのか。
このような情報でも、後でかなり助かる場面があります。

 

ノートだと、意識していいことを書かなければならないとか考えてしまいがちなので、同様の使い方としては、A4のコピー用紙の裏とかの方が、気楽に使えそうです。
(この場合は、どうやって保管するかが問題となってきますが)

 

記憶のメモリーの限界

 

パソコンだけで作業をしている時には、このようなことは、覚えておかなければわからなくなります。
すなわち、脳の短期記憶、あるいは、超短期記憶で、こなさなければなりません。
当然、容量に限界があります。
そして、ちょっとしたことで失われてしまいます。

 

急に他の用件が入ってきたとか、あるいは、突発的な出来事が生じたとか。
そのような負荷で、すぐに混乱してしまいかねません。

 

使えるものは、すべて利用する。
適材適所、それぞれのすぐれたところを使いこなすというのでいいと思います。

 

意地になって、パソコンだけで済ませようとかするから、混乱するわけです。

 

紙に手書きの手軽さ、視認性の良さ、そして、紙のメモとネットの相乗効果など、今一度認識して試してみることも大切と思います。
実践あるのみで、自分にしっくりくる方法を探っていく感じです。

 

 

 


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