ネットばかりみて、現実から逃避してしまう

ネットばかりみて、現実から逃避してしまう

ネットばかりみて、現実から逃避してしまう

ネットは、便利です

 

インターネットは、すっかり日常に溶け込んでおり、大変便利です。もう、すでにこれなしではやっていけないといっても過言ではないかもしれません。メールやTwitter,そして、ブラウザでの情報収集、検索などなど。

 

なんとなく暇つぶしに、あるいは、必要にかられてネットを眺める。そんな時間が増えています。パソコンとスマホの両方を使うということになれば、ほぼ起きている間はずっと使っていることになるかと思います。

 

ネットの弊害

 

当然のごとくネットの弊害というのもあります。モニタのブルーライトなどで、目を悪くする危険性があるということ。このあたりも有名です。また、肩こり、運動不足などもあります。VDT症候群という言葉もあります。

 

個人的には、それらと同等、あるいは、それ以上の弊害と感じますのは、現実のことをやらなくなりがちという点だろうと思います。

 

なんとなく、ネットから離れた作業などをやっていると、情報を取り逃がすというような感覚とか、ネット上でいろいろやっていたらもっと有意義なことができていたのではないかという幻想を持ったりします。

 

しかし、実際には、そのようなことはなく、ネットにつながっていても一日が終わったら大したことはほどんどやっていなかったということが多いものです。何かを成し遂げたいならば、むしろ、ネットを離れる習慣をつけておいたほうが、いいかもしれません。

 

ネットから離れることを意識するくらいで丁度良い。そう思います。

 

昔は、常時接続ではありませんでした

 

むかしは、ニフティーサーブからインターネットにつないだり、bekkoameというプロバイダーが出始めたり。

 

本当の最初の頃は、接続時間に応じて料金が増えていくシステムでした。よって、常時接続などしていたら、いくら請求が来るかおそろしくて試す気にすらなりませんでした。

 

そして、bekkoameが常時接続で固定料金にしてから、徐々に浸透して行ったと記憶しています。でも、最初の頃は、重くてつながりがあまりよくありませんでした。

 

そして、時代は進み、今では、常時接続が当たり前になっています。

 

常時接続をやめてみる

 

今一度、むかしに戻って、常時接続をやめてみるというのも1つの方法かと思います。セキュリティの関係上も、常時つながっているよりも必要な時に都度接続の方がいいような気がしますし。

 

目的を持って、何かを調べる時とか、ネット上で作業をするとき、例えば、メールを出すとか、ブログに記事を投稿するなどの時だけ、接続をする。

 

原則、パソコンをネットから切り離して独立した存在としてやっていけば、無駄にネットサーフィンをしたり、時間をうばわれることも減るかもしれません。

 

ポメラというテキストを入力するマシーンがあります。
これは、本当にワープロ機能のみで、ネットサーフィンなどは出来ない仕様になっています。

 

逆に、この不便さが、文章を入力するときに集中できて良いと人気になっています。

 

結局は、どのようにデザインしていくかは、自分次第ということになるのだろうと思います。

本当に情報は必要なのか?

ここであえて、本当に情報というのは必要なのか?と疑問を呈してみます。

 

もちろん仕事や他の日常で、必要な情報は得られなければ、大変なことになります。

 

自分に取って必要な情報は、最低限確保する必要があります。

 

でも、それらは、あえてサーチエンジンやネットを探さないと得られないという性格のものではないように思います。

 

日常の必要事項は、メールなり、回覧板なり、掲示なりで、勝手にやってきて、目の届くところにある情報であると思います。
メールもネット関係ではありますが、チェックに要する時間の少なさなどより、ほぼ別のものというように感じます。

 

これは、恋愛感情などに例えてみると分かりやすいかもしれません。
自分が好意を寄せている相手から好きと言われるのは、好ましいことでありがたいのですが。
そのような感情を持っていない方から好きと言われる状況は、なかなかハードです。

 

書を捨てよ街に出よう
という寺山修司さんの言葉もあります。
これも、本を読まない人にそれでいいのだと言っているわけではなく、本ばかり読んでいる人にそれだけではいけないと言っているのだろうと思います。

 

何を言いたいのかと言えば、ネットでの検索や閲覧は、十分意味のあることではあるけれども、強迫観念にかられて、そこに入り浸らないと取りこぼすというように考える必要は無い。
心配しなくても、必要なものは、自分に届くようになっている。
ということで、ネットから離れる時間を増やしても、そんなに実害は無いと思われる。
ということです。

 

 

 

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