1998年のCDの寿命が来たみたいです
カーステレオ用の音源を編集していたのですが
先日、車を買い替えました。
そして、カーステレオが以前のようにCDをを自動的にハードディスクの保存する方式ではなくて、USBメモリに音源を保存して、それを再生するということが分かり、ちょっとしたカルチャーショックを受けていました。
そのため先程、朝からカーステレオに入れるための音楽をUSBメモリに保存していました。
新しくCDをリッピングしてmp3化する作業を繰り返していたのですが、いきなり不調に見舞われました。
途中でエラーが出て止まりました
CDは、織田哲郎さんの SEASON というアルバムでした。
買った当初より、何度も聴いています。
むかし、カーステレオで六連奏CDとか言って、トランクにCDが6枚入るチェンジャーを設置して手元で操作するというものがありました。
運転中に一々CDを入れ替えなくて済むという、画期的なものでした。(当時としては)
そこにしばらく入れてたりもしましたので、過酷な環境にさらされていたという側面はあるかもしれません。
何分、六連奏のCDを入れるカートリッジは、トランクに入れる仕組みになっていました。
それでも、そのCDは、数年前にバックアップと、パソコンで演奏するために圧縮なしでリッピングした時には、普通に読み込めました。
それからCDをかけることはなかったので、その時点からは、経年劣化なのだろうと思います。
そして、今回、mp3化しようと作業をしている途中で、読み込みが遅くなり、そして、エラーが出て中断してしまいました。
CDの経年劣化
CDは、元々、弱いものです。
ちょっとした傷などで、読み取り不可能になってしまいます。
数年単位でしたら、傷とか指紋とか、汚れに気をつければ良いと思われますが。
これが数十年単位ということになると、経年劣化による寿命の問題も考えていかなければならなくなります。
今回のCDは、1998年の製造でしたから、30年前のCDということになります。
原則は、やはりパソコンにリッピングしてバックアップを取っておくということでしょうか。
しかし、当たり前に再生できると思っていたCDが読み取り不可能のエラーに見舞われるというのは、ちょっとしたショックな出来事でした。
物として形あるものの宿命なのかもしれません。
そういう目で今一度、自分のコレクションを見直してみる時期なのかもしれません。
その後、新しい外付けのCDドライブにかけてみたら、読み込むことができました。
読み取りの精度とかも関係しているかもしれません。
いずれにしても、永遠に使えるメディアではないということを再認識した次第です。
その後、サブスクの流行などもあり、手持ちのCDをかなり処分してしまいました。でも、大半は、問題なく再生できていました。
CDをコレクション的な価値、プレミア云々などを考えていた場合、経年劣化で、ゼロの価値になってしまうことを恐々として見守らなければなりませんが。音楽の保存メディア、それも一次メディアと考えた場合、一番音が良いマテリアルなので、十分価値があります。
要は、自分で良い音で楽しむためにCDを集める。本来の意味合いでもあり、これが一番に思えます。
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