ひとつ検索してひとつ記事を書く
ブログにしても、サイトにしても
ネット上に文章をアップすることに於いては、どちらも同じようなものです。
サーチエンジンでヒットしてくるのは、サイトの1ページです。それぞれの1ページが独立したものと考えると、そこにいかに盛り込むかにかかってきます。
そのページに、ひとつでも検索者の意図した情報があれば、役に立つ可能性があります。
それは、ネット上の他のコンテンツの記事ひとつへのリンクでもいいかもしれません。道に迷っている人に完璧な地図を渡さなくても、ちょっと案内してあげれば役に立つのと同様のことです。
自分でオリジナリティを出せるなら
自分の頭の中から独自のコンテンツを作り出せるなら、何もいうことはありません。でも、大抵は、すぐにネタが尽きてしまいます。
一方、ネット上のコンテンツの検索結果でしたら、実質上、無限に近くあります。これを利用しない手はありません。ひとつ検索をして、ひとつ記事を書く。これを徹底してやってみる。意外といいかもしれません。
少なくとも、ひとつ記事を書くたびに、ひとつのことを調べて知識が増えるということになります。虚空を眺めて、天啓が降りてくるのを待つよりもずっと実践的に思います。
ネタをそのまま使わなくても、きっかけが得られれば十分なのではないかと思います。また、検索した結果に対して直接関係が無くても、その過程で表示されたページに興味を惹かれるキーワードやリンクを見つけるかもしれません。ちょうど百科事典で調べていて、同じページの他の項目が気になって、そこを熟読するようなものです。
そして、リンク集を目指す
厳密には、リンクの羅列のリンク集ではなくて、自分なりのストーリーを考えて、いろいろなサイトへの入り口を作る。そんな感じがいいのではないかと思います。
思考の過程とか、調べている経過など、文章の形で残すのは、あとでたどりやすいと思います。
リンク先も、タイトルだけでは、内容がわからないこともありますので、簡単なコメントとか、解説をつけたりするのもいいかもしれません。
未来の自分に向けて、分かりやすくまとめておく。そんなスタンスがいいと思います。そして、そんな記事をまとめた目次的な記事を書ければ、生きたデータベースのような感じになっていきます。
検索で機械が探した結果ではなくて、人間の頭で考えて集めたり編集した結果ということになります。クオリティの上で、かなりの違いがでるかなと思います。
スマホから、知りたいことを
検索結果をからめて記事を書くということでしたら、スマホでもネタ拾いはできます。
テレビでみたこと、雑誌の広告や記事、街なかで見かけたもの。すべてにアンテナを張り巡らせて、これは何だろうと興味を惹かれたものをチェックして、スマホからEvernoteに記録しておく。
タイトル部分にその疑問やキーワードが並んだノートを沢山作っておき、あとからパソコンで開いてみながら、それの回答を考えたり調べたりする。
そうやって自分の中で分業体制ができたら、さらに一歩進めそうな気がします。
一種の取材と考える
書いていてふと思いました。これは、一種の取材なのではないかと。
文章や本を書く方、雑誌などのライターの方にとっては、取材は当たり前のことです。
サーチエンジンの力を借りて取材相手を探して、話を聞く。
基本として、そこの力を伸ばしていくことは、やはり必要と感じます。
キーとなるのは、リンクの羅列ではなくて、その間に自分で書く文章かもしれません。
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