文庫本ノートに自分だけの辞書を作る
100均に文庫本ノートというのがありました
先日、100均ショップのDAISOに行ってきました。目的は、ボールペンを買うことで、細字のボールペンとか、100円で二本の三色ボールペンとか、100円で8色のカラーボールペンとか、色々入手してきました。
その際に、ノートも探しましたが、文庫本ノートというものがありました。文字通り文庫本と同じ製本がされた文庫本サイズのノートです。すなわち、ここに文章などを書いていけば、ひとりでに唯一無二の文庫本ができてしまうということになります。
辞書を読むことからはじめて、その先へ
ノートを買ったのはいいのですが、さて、それでは何を書こうかという段になって、色々と悩み始めました。日記的なこととか、雑記的なことを書くには、スペースも小さいですし、すでに大学ノートで軌道に乗っています。あえて、形態を変えて、進めていく必要性を感じません。
本の抜き書きをためていくということも考えてみました。確かに魅力的です。自分が読んだ本から抜粋したお気に入りの文章を一冊の文庫本に編集してしまうことができるわけですから。
そして、今日、もう一歩進めたことを考えてみました。それは、辞書を作るということです。今更、辞書を一から作るというのも芸がありませんし、役立つものを作れるはずもありません。せいぜい、なんらかの辞書を書き写すのが関の山です。
辞書というのも、ひくという面からではなく、読むという点からのアプローチを考えます。強制的に、辞書を読むことによって、未知の事柄を知ることができるという側面です。色々な方が、辞書を読む楽しみさや意義などを書かれていると思いますが。その辞書を読むためには、まず、辞書を買わなければなりません。当たり前ですが。
無料ですますためにコトバンクというネットで引けるサービスを利用することを考えています。思いつくままに検索してみて、その結果を読む。それだけでもかなり楽しいことです。
それをそのまま読みっぱなしにしないで、ちょっといいなと思えたものをそのまま文庫本ノートに書き写してみるということを考えました。これだと、辞書を読んだ時に、感銘を受けたことを集めた自分なりの辞書になります。読むための辞書を自前で作り上げるという作業になります。辞書を読むと言っても、すべてが役に立つわけでもありませんので、そこから抜粋するというのも一つの方法だろうと思います。
自分だけの本として作り上げていく
辞書を読む楽しさを十分に堪能して、その結果を自分だけの本としてまとめていく。これは、かなりわくわくできるような作業であるに違いありません。
いきなりブラウザに表示された検索結果を書き写すのではなく、一旦大学ノートに書き写してみて、それを沢山ためておいて、その中からセレクトしていく。そんな感じがやりやすいように思われます。
まずは、知っていそうであやふやな言葉とか、興味を持っている言葉から始めてみます。例えば、「パラドックス」とか「ドゥルーズ」とかです。調べて、それを読むことによってまた、新しい言葉に出会いますので、そこをどんどんたどっていく。興味も、結果もはてがありません。
そして、辞書が充実してきたら、何度でも繰り返し読んでみるのがいいと思います。そのための辞書なのですから。これを進めることによって、知識の付き方のレベルが変わってくると思います。
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