本を読んで、まとめる
読んだ後で、思い出す
本を読みながらノートを取るということを考えた時に色々と方法があると思いますが。
本を見ながらそのまま一部分を書き写す、いわゆる抜き書きという方法があります。でも、これは、最初に読んでいる時には、なかなかやりにくく、一旦読み終わって、それから二度目、三度目の読みの時に、考えていくのがやりやすく感じます。もちろんこれも一つの方法で王道的なものであると感じますが。
他に、思い出して書き出していくという方法もあります。これは、オリジナルに忠実にと考えると、おぼつかない部分があったり、正確さに欠ける部分があることは否めません。でも、頭の中で考えるというプロセスを経ることにもなりますし、情報を圧縮して記述するというトレーニングにもなりそうです。
文章化する
この思い出して書くという時に、単語だけとか、箇条書きとかではなくて、できるだけ文章化していくということを心がけるのが良さそうです。漠然とイメージするという段階と、明確に文章化するという段階とでは、明らかに違ってきます。
答え合わせをする
いずれにしても書きっぱなしでは、精度に問題が出てきます。書き終わってから、改めて本の該当箇所に戻り、検証していく必要があります。少なくとも誤読ではないことを確認しなければなりません。
まあ、誤読でも貴重な考えだったら、むしろ自分のオリジナルということになりますが。偶然、そのようなクオリティーを持つものに間違えるというのは、確率的にレアだろうと思います。
あとは、具体的な書くものを用意すること。この目的では、ルーズリーフノートが使いやすいのではないかと思います。ランダムにまとめても、同じ本からのまとめを一箇所に集約していくことができます。
万年筆でルーズリーフノートに本ごとにまとめを作っていく。そして何度も読み直して、加筆修正をしていく。
まずは、やってみて、その過程でよりやりやすいように修正していくのがいいと思います。最初から正解は誰にも分かりませんし、状況は刻一刻と変わっていくものですから。
その他の手段としては、Evernoteにまとめを作っていくというのも良さそうです。ただ、この場合いは、ある程度書いたら、プリントアウトして読み返す必要がありそうです。
経験的に電子テキストファイルは、その情報の大海に飲み込まれてしまって、二度と開かないことが多かったように思います。
A4サイズにプリントアウトして、それをクリアフォルダーに保存していく。これがコレクター的側面もあり、また、場所で記憶していたり、視認性が良かったりでいいと思います。
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