フィクションは意味がないか?
本を読む時に、情報を得ようとして読むことがあります。それまで知らなかった情報を学ぶことによって、自分にプラスになります。当然、価値があったと考えてます。
では、フィクションは、読む価値が無いでしょうか?もちろん読む価値が無いとは、思いません。では、どんな価値があるでしょうか。
それは、他の人が考えたことを知ることができるという点かもしれません。自分では考えつかないような発想とか、知識とか。フィクションであっても、色々な参考資料を元にして考えたりすることもあるでしょうし、事実に基づいた部分も当然あると思います。すなわち、情報価値がゼロではありえません。そもそもフィクションに情報の多寡を問題にする時点で、ちょっと方向性が違っているかもしれません。
時を忘れて夢中になって読んでいる。その時間が持てたなら、計り知れないくらいの恩恵と思います。また、涙を流すなど心を揺さぶられるような体験も貴重です。本来無味乾燥な文字を読むことによって、その表現するものを理解できるという脳の高次機能がトレーニングされますし。
その話の展開、登場人物の考え方など、思考のパターンの自分との差異を知ることができるなど。書き手の知識や人生が反映されている文章なわけですから、おおよそ無駄ということは無いように思えます。
音楽や映画をただ楽しむように、本を読むこともそれが楽しいとか、快適と感じるなら、どんどん読んでいけば良い。それだけに感じます。
友人のお父さんは、幼い頃に道を歩いていて、一冊の聖書を拾ったそうです、その後、牧師さんになられました。その友人もあとを継いでいます。
時に、その人の人生を変える可能性すらあります。でも、本を読んで得をしたいという発想はちょっと違っていると思いますので、単に楽しければ良い。これでいいかなと思います。
野口英世の伝記で、手の手術をする時に、本を読んで痛みを忘れさせたというようなことが書いてあった記憶があります。真偽の程はわかりませんが。その境地にまで達することができたら、少なくとも不幸ではなく、幸せなのではないかと思います。
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