読まずに眺めてマスターする

読まずに眺めてマスターする

読まずに眺めてマスターする

記憶の基本は繰り返し

 

もう、言い古されていることと思いますが。記憶するのに必要なのは、反復、繰り返しであるのは、まちがいないところと思います。

 

すべてを一言一句違わずに繰り返す。それができればベストですが、時間がいくらあっても足りません。それよりも、気軽にくりかえして、コマーシャルのように自然に記憶に残るのを目指す方がいいように思います。完璧を目指さないで、軽く読み流す、あるいは、眺めることを繰り返すという方法です。

 

本を読む時に一回目から完璧を期してしまいがちですが、大抵は徒労に終わります。読みにくい所、分からないところはスキップするくらいの感覚でないと、いつまでたっても、読み終わることができなくなります。

 

同様のことは、歌を覚える時にも経験があります。カーステレオで歌いたい歌をかけて繰り返し練習します。その際に聴くことに専念して完璧になってから歌おうと思っていたら、いつまで経ってもマスターできません。それよりもまったく分からない時から一緒に歌っていると自然に染み込んできます。

 

最初は、歌詞もメロディーもまったく知らないのですから歌えるはずがありません。それでもめげずに繰り返していると、歌える部分がわずかでも出てきます。ちょうどジグソーパズルのワンピースのように。

 

それを毎日繰り返しているうちに、いつの間にか全体を覚えていることに気づきます。おそらくは、歌詞だけでしたら、もっと時間がかかるのではないかと思います。メロディーとか、伴奏によって、次の言葉が浮かんでくる。そんな感じです。

 

この流れの中に、記憶する時の大切な部分が含まれているのではないかと思っています。

 

常に手元に置いておく

 

マスターした本があったら、書棚にしまいこんだり積んで置かないで、手元に取り出しやすいように配置しておくのがいいと思います。そして、ちょっとした空き時間にそれをパラパラやってみる。じっくり読むのではなく、ぱっと開いたページだけ眺める。そんな感じで。

 

それでも、見たページの一部分であったとしても、自然に読んでしまうと思います。これを繰り返しているうちに、全体を網羅できてくるはずです。

 

ポイントは、毎日手にとって開く。それだけだろうと思います。

 

そして、通読してみる

 

そして、全体がなんとなく把握できてきたと感じたら、その時始めて通読してみるのがいいと思います。大体知っているという感じですので、かなりのスピードで読めると思いますし、通読することによって、理解も進みます。

 

読まずにパラパラめくるだけでマスターできるなら、こんなに楽なことは無いように感じます。

 

 

 

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