部屋の片付けは脳に良い
一見味気なくつらい作業であっても
先日読んだ本に脳を活性化させるのに、部屋の片付けが良いということが書かれていました。
片付けた後の状態をイメージしたり、それに向かって物を動かしたり、捨てたりなど頭を使わなければできない作業ですので、頷ける部分があります。
もちろん片付けをする人が頭が良くて、片付けない人が頭が悪いというような単純なものではありませんが。
片付けに限らず、面倒くさがってろくに考えもしないで放置するというのが良くないのではないかと思います。
きちんと考えて、きちんと決着をつける。その習慣が必要なのだろうと思います。
ものぐさであるとか、怠惰であるというのが頭が鈍くなる原因の1つになる可能性があるのだろうと思います。
部屋を片付けることの動機付けとして
実際にどの程度、片付けることと頭の活性化がリンクするのかは、不明ですが。少なくともそう信じることは意味があるように思えます。
単調で、どちらかというとつまらない作業が、脳の活性化につながると思うこと。それだけで、やる気が少しは出てくるだろうと思います。
書店で脳の活性化のパズル本を買うよりも、ずっとコストパフォーマンスが良さそうです。
そして、副次的に、その片付けることによって、環境が改善すると、快適に仕事ができるということにつながるかもしれません。
極端な話、今仕事や作業している机の上に何も物が置かれていなかったら。そう想像するだけでも、その快適さが理解できるのではないかと思います。
会議室のような広い部屋の何も物が置かれていないテーブルに向かって、資料を積み上げながら、それを開いて、色々と参照しながら、文章を書く。やってみるとその快適さが分かります。
その環境を自分のデスクで実現できるというのは、考えてみてもいいことだと思います。
未決の書類と、処理済みとを別の山に積んで、その進捗状況を見えるようにしてこなしていく。
壁に紙を貼って、一望しながら考えを進めるのと同じような効率の良さを感じます。
この色々と考えること自体が、脳の活性化に役立つのでしょう。
基本は捨てること
そして、片付けの基本は、捨てること。これは間違いないところと思います。パズルのように移動しているだけでは、結局、何も片付きません。
捨てるという時に、判断したり決断したりすることになりますので、一番頭が使われると思います。
物が無い状態が一番豊かである。なんとなく最近そう思うことが多くなってきています。
紙でしたらシュレッダーという強い味方があります。紙そのものでしたら、なんとなく取って置きたくなりますが、短冊のようにバラバラになった紙の千切りは、そもそも取っておこうという気持ちがわきません。
このラインを超えたら自動的に捨てられる。そのボーダーラインを自分なりに決めるのが気が楽です。
最後の捨てる部分は、極端な話、自分ではなくて、家族とか他の人でもいいわけです。家の中を普段ちらかしている人間がゴミをまとめて捨てておいてと言ったら、普段それを快く思っていなかった家族は、喜んで捨ててくれると思います。
眼の前のものを一つ一つ手にとって、それを瞬時に捨てる捨てないの判断をする。ある種のゲーム的な楽しみも出てくるかもしれません。
捨てることを楽しめるようになったら、かなり世界が違ってくるでしょう。
いきなりすべてをかたすことはできません。まずは、一区画、そこを徹底的に片付けてしまうこと。例えば、机の上だけ。本棚の一段。一つの引き出しの中。そして、それを徐々に広げていく。いつか全体を片付けることにつながるはずです。
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