忘れることを学ぶ
出典は、ドアーズ
ドアーズの曲の歌詞の一節に learn to forget というフレーズがあったように記憶しています。忘れることを学ぶ。一瞬、なんのことだろうとか考えてしまいますが。忘れられなくてつらいという場面も人生には多々あるものです。
覚えていることの方が、何倍も大変だと思いがちですが。実際には、つらいこと、くやしいこと、怒りなど、ずっと記憶に残り忘れたくても忘れることができないこともあります。
良かったこと、楽しいことを覚えているのは、快適なことですから、忘れようとあえて思う人はいないと思います。一方、好ましくない記憶にどのように対処するか。これも、大きな問題かもしれません。
ネガティブなことを忘れてしまいたい。忘れることを学ぶ。その努力をしたり、コツを会得できるようにいろいろやってみる。それにも意味があるかもしれません。
一つの方法としては、時間を待つというのがあります。誰でも時間が経つに連れて、記憶が薄くなっていきます。これは、簡単なことでもあり、誰もが自然にたどる方法です。
もう一つは、より鮮明な出来事で上書きしてしまうことです。でも、こちらは、そういうことを達成できることの方が少ないかもしれません。けっこうハードルが高いです。
ちなみにドアーズのジム・モリソンは、友人に自分の本棚から一冊を取り出してもらって、何ページ目と指定してもらったらそのページの文章を記憶から再現できたというようなことを伝記で読んだ記憶があります。
世の中には、信じられない能力を持っている人がいるものです。
物事には、ウラとオモテがあります
物事には、メリットばかりがあるわけではありません。記憶力が良いというメリットには、嫌なことを忘れることができないというデメリットでもあります。
物事の裏表両面をきちんと把握して、自分なりに取り入れていく。それも必要なことかと思います。記憶力のトレーニングをしていくのと平行して、忘れることもトレーニングしていくことができたら、少し解消できる可能性が出てくるかもしれません。
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