英語イメージ辞典を読む

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本棚の整理をしていて出てきた本です。

 

英語イメージ辞典 / 赤祖父哲二 三省堂
1989年9月1日 第4刷

 

この辞典は、かなり特殊なものです。
単に語の意味を知るというだけではなく、その語が象徴していることなどにも言及されています。

 

例えば、

 

Honey 蜜
キリスト教では神の言のかぐわしさ、ギリシアでは詩的才能、雄弁、知恵をあらわした。
一般的には不死と再生と活力の象徴。神への供物。

 

こんな感じです。

 

詩や小説、歌詞などに関して、このあたりのバックグラウンドを知っているか否かで、理解に天と地ほどの差が出てくるのではないかと思います。

 

キリスト教の文化があり、幼い頃から染み込んでいるものがある方々にはかないませんが、後天的にでも知識として学びうるところだろうと思います。

 

何よりも読み物として面白い辞典です。
一つの単語なら1-2分で読めてしまいます。

 

一ページ目から順に読んでいっても良いと思いますし、ランダムにぱっと開いたページを読むのもいいと思われます。

 

最近は、読書猿さんのブログなどに啓発されて、辞典を読むということに関心がありました。
自分なりに、どのような辞典が良いかと考えていた時に、自分がこの辞典を持っていることに気がついたのも、何かの運命的なものかもしれません。

 

過去に何気なく買っていた一冊の本に時間を空けて再度出会う。
楽しいことです。

 

まずは、この辞典を読むことを毎日繰り返していく。
そこから始めます。

 

そして、類推から似たような辞典を探して入手していくこともすすめていけたらいいなと思っています。

 

本を所有するというのは、やはりいいものです。

 

手元に置いて、おりにふれて読み込んでいく図鑑や辞典をコレクションしていくのも楽しい趣味足り得ると思います。

 

辞典の良い点は、一つの項目をごく短時間で読み切ってしまえるところです。
そして習慣化することによって得られる知識は膨大だろうと思います。

 

 

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