英語の歌の歌詞をデクテーションしてみる
デクテーションという英語の勉強方法
英語の勉強方法の1つにデクテーションというのがあります。
音声を聞いて、それを書き取りすることです。
耳で聞いて、ノートなりメモ用紙なりに筆記していきます。
やってみると分かりますが、かなり難しいことです。
おそらく耳で聞こえる音声と実際に目で追いかける文字とが一致していないのが主因と思われます。
リエゾンと言って、一つ一つの単語をすべて発音するのではなく、単語の組み合わせで省略される音があったり、独自の発音になることがある部分です。
このデクテーションを色々とやってみたいと考えていました。
どうせやるなら、趣味と実益を兼ねて音楽を利用できないか。
そう考えました。
ジミヘンドリックスをYouTubeで聴いていて
YouTubeは、音楽の宝庫です。
聴くだけだったら、そこにない音楽は無いと言っても過言ではないくらいのタイトルを試聴できます。
その中から、ジミ・ヘンドリックスの Little Wing を教材として選んでみました。
ストックホルムでのライブでした。
最初は、散々な結果に
A4のコピー用紙を一枚用意して、右手には万年筆を持って。
ブラウザでYouTubeのLittle Wing の動画を表示させ、開始ボタンをクリックしました。
この歌は、シンプルな英語で書かれています、本来は、すべて聴き取れて当然くらいに思っていました。
でも、聴き取れません。
一回ずつポーズで止めて書き取るというのでは、音楽を楽しむことができません。
音楽は流しながら、聞き取れたところだけを紙の上に記載していく。
それを二回ほど繰り返しました。
出来上がったのは、英文になっていない単語の羅列でした。
音楽の流れにのりながら、聞き取れないところは、相応の空白を空けて記載していきました。
二回目には、ちょっとだけ追加で記載することができました。
歌詞サイトで、歌詞をみて答え合わせ
そして、答え合わせです。
googleで
little wing lyrics
で検索すると、歌詞の記事にたどり着けます。
全然、聞き取れていませんでした。
これが、今の自分の実力なのだろうと思います。
正解になるまで繰り返す
そして、歌詞サイトの正解の歌詞を紙に書き写します。
それから、再度音楽を聴きます。
一度では、挫折感しかわきませんが。
それでも、音楽は楽しめましたし、分かっていないことが分かりました。
これを同じタイトルで正解になるまで繰り返すというのは、つらい苦行などではなくて、楽しみに近いものと思います。
そして、他のアーティストの他の曲とやっていけば、無限にテキストはあります。
実益を兼ねた趣味としては、悪くはないのではないかと思います。
そして、今までメロティーやリズムだけしか認識していなかった曲に、その歌詞の意味の理解が加わっていけば、それだけ深く音楽を聴くことができるのではないかと思います。
一緒に歌ってみたり、カラオケにその曲があったなら、それを歌ってみるということもできます。
楽しみは、さらに広がります。
デクテーションばかりだと、疲れてしまいます。
もっと気軽に最初から歌詞をネットで調べて、それを見ながら音楽を聴くという方が楽かもしれません。
楽であるほど、繰り返しやってみようと思うようになりますし、その程度のことであれば、普通に楽しみの範疇で苦行ではありえません。
それでも10曲、100曲、1000曲、10000曲と繰り返しているうちに自分の英語力が上昇してくると思います。
ポイントは、気軽に楽しみながら。
かと思います。
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